●入居者インタビュー:客家 下北沢の家 編(2)

インタビュー
インタビュー風景

@ 入居前のシェア住居に対するイメージと違ったことはありますか?

谷崎さん: シェア住居が初めてだったので、こういうものというイメージがなかったので、こんなところかという感じでしたね。ただ、思っていたより広い感じがしました。一人暮らしだと風呂とトイレが一緒だったりするけど、ここだと風呂とトイレは別で浴槽もあるし、キッチンも広いです。

@ 居心地はどうですか?

谷崎さん: 居心地は良いし、楽しいです。みんな年齢が近いこともあって、なんでも話せて、ここに住んでいる人全員(14人)はみんな友達といえると思います。一気に東京の友達が増えた感じがします。管理人の濱田さんが週に2回ぐらい来てくれているのも、管理面で居心地の良さにつながっていると思います。

濱田さん: みんなが自治会みたいに掃除の話し合いのようなことをしているのを見て、自分も頑張らなきゃと思って週2回は来ています。基本的に女性は綺麗に使ってくれるのもあると思います。これからも女性専用の物件しかつくらない予定です。

@ 他の入居者の方はどんな人ですか?

谷崎さん: エステティシャン・バンドマン・劇団員・ダンサー・スタイリストとか様々ですね。

濱田さん: 前に留学生で東大生もいました。

インタビュー風景

@ 日ごろの生活パターンについて教えて下さい。

谷崎さん: 仕事がある日は夕方から夜中に仕事をして、始発電車で帰って朝方に戻ってきて寝ます。寝ている間に周りの人が仕事に出て行ったりしますが、音はそんなに気にならないですね。もともと、どこでも寝られるような人間なので。休みの日は予定が無いときは下北沢をぶらぶらしたりしていますね。

@ シェア生活の経験は以前ありましたか?

谷崎さん: 無いです。大学生のときに名古屋で一人暮らしをしていた以外は実家だったので、シェア生活はシェア住居が初めてです。

@ 共用部では何をしていますか?

谷崎さん: 私の部屋は一階なので基本的にリビング(2F)には行かないですね、テレビも見ませんし。部屋とキッチン周りにいることが多いです。自分のベッドでインターネット見てる時間が多いかな。

@ TVやDVDを入居者と一緒に見たりしますか?

谷崎さん: 他の人は一緒に見たりしていると思いますが、私は生活パターンがみんなと違うので、そういう機会は無いですね。

@ パーティーはしますか?

谷崎さん: 最初にオープニング時のメンバーでパーティーをしました。管理人の濱田さんが料理をつくってくれたのを覚えています。その後は同じく生活パターンが違うので参加する機会がないです。

インタビュー風景

@ 入居者の友達と外に食べに行くことはありますか?

谷崎さん: みんな携帯の電話番号とメールアドレスを知っているので、連絡を取りあって下北沢で晩御飯を食べたり、飲んだりしています。すごく仲が良いと思います。

@ 下北沢の家には外国人の入居者はいますか?

谷崎さん: 韓国から来ている入居者が二人います。二人ともワーキングホリデーで日本に来ているみたいです。日本語がペラペラなので言葉で困ることは全く無いです。

濱田さん: 日本語を話せない人には僕がまず対応できないので、下北沢の家で言葉に困るということは無いと思います。

@ 外国人の方との生活で何か発見はありましたか?

谷崎さん: これといって無いと思います。日本語が二人とも話せるので、普通の友人という感じです。

@ 文化の違いを感じることはありますか?

谷崎さん: 掃除の面やキッチンの使い方、物の扱い方とかで感じることはあります。

@ 外国人の方との生活で印象的なことはありますか?

谷崎さん: 二人ともお酒を飲むのが好きなので、飲むのが好きだなあという印象があります。あと日本語がすごくうまくなってきていて、すごいと思います。よく勉強していますし。日本人の入居者で韓国語を勉強している人もいるみたいです。